2021年5月5日はこどもの日です。
飾りを飾ったりケーキを食べたり、ゴールデンウイーク中ですので旅行に行かれる方もいらっしゃると思います。
お子さんにとっては、何かを買ってもらえたり、どこかに連れて行ってもらえたり、楽しみな日かもしれませんね。
最近では〇〇の日という日が増えていますよね。
毎日何かしらの日だったりします。
ちなみに5月5日はワカメの日、クスリの日、子供に本を贈る日でもあります。
今回は、
・こどもの日とは?
・こどもの日には何をする?
・世界にもこどもの日はある?
についてご紹介します。
こどもの日とは?
こどもの日とは日本における国民の祝日のひとつです。
「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」ことが趣旨だそうです。
1948年7月20日に祝日法が公布されて、即日施行により制定されました。
母に感謝する日だなんて、母の日のプレイベントのように感じますね。
母に感謝する部分、つけ加えた感も否めないと思ってしまう母はゆがんでいますか、、、。
祝日法というのは、「国民の祝日に関する法律」の通称のことです。
祝日法で国民の祝日は、「自由と平和を求めてやまない日本国民が、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、国民こぞつて祝い、感謝し、又は記念する日である。」と定義されています。
祝日が日曜日だったらその翌日の月曜日を休日とする振替休日のことも、祝日法で決められていることです。
いろいろな法律があるのですね。
自由と平和を求めてやまない日本国民、、、そうかなあ、と思ってしまったりです。
総務省統計局がこどもの日にちなんで数える「こどもの数」というのは、15歳未満の人口のことです。
総人口に占めるこどもの割合は1975年から45年連続して低下しているのだそうです。
1965年に2517万人いて総人口の25.6%だったこどもの数は、2019年には1533万人となり12.1%となっています。
こどもの日には何をする?
こどもの日には何をしましょうか。
こどもの日がこどもの幸福をはかる日であるのならば、こどもに喜んでもらえることをしたいと考える親御さんは多いはずです。
こどもが欲しいものを買ったり、こどもが好きなメニューでごちそうを作ったり、行きたいところがあれば連れていったりもいいですね。
こどもが喜んでくれると親としてもうれしい気持ちになりますよね。
何かをかなえてあげる日でも素敵だと思います。
せっかくこどもの日の趣旨を知った機会でもありますので、お子さんと一緒に「幸福」についてお話してみるのも良いかもしれません。
幸福の感じ方は人それぞれ違います。
お子さんはどんなことを幸福と考えているでしょうか。
みなさんはお子さんにどのような幸福を感じられる人になってほしいですか。
お子さんの人格、性格や目指すもの、大切にしていることがわかる機会にできるかもしれませんね。
世界にもこどもの日はある?
世界各国にもこどもの日はあります
6月1日をこどもの日としている国は40か国以上あります。
11月20日をこどもの日としている国は4か国くらいです。
その他の日をこどもの日としている国は35か国以上あり、日本もそのひとつですね。
こどもの日を特に制定していない国は、アメリカ、イギリス、フランスです。
こどもの日がある国では、学校がお休みになったり、イベントが行われたり、こどもにプレゼントを贈る習慣がある地域もあります。
1920年にトルコで子どもの日が制定されたことが、こどもの日の始まりのようです。
トルコの建国の父である、ケマル・アタテュルクが「子どもは国の将来を表す」という思いから、4月23日を国民全体で祝う日としました。
1925年にジュネーブの子どもの福祉世界会議で、6月1日を「国際子どもの日」としました。これにより6月1日をこどもの日としている国が多いのですね。
その後1954年に国際連合は、全ての加盟国に対して「世界の子どもの日」を制定するよう勧告をしました。
その際に具体的な日付は各国の政府にゆだねられたため、各国でいろいろな日になっているのですね。
国際連合では「児童の権利に関する条約」が採択された日である11月20日を「世界の子どもの日」として制定しています。
世界の子どもの日は「子供たちの相互理解と福祉を増進させる」ことを目的とした記念日であり、国際デーのひとつとなっています。
国際デーというのは、国際機関によって定められた記念日です。
毎年定められた日に特定の事項に対して特に重点的な問題解決を、国連をはじめ全世界の団体や個人に呼びかけるための日となっています。
世界〇〇デーや世界○○の日、国際〇〇デーなどの名前でたくさんあります。
まとめ
いかがでしたか。
・こどもの日とは?
・こどもの日には何をする?
・世界にもこどもの日はある?
についてご紹介しました。
日本では祝日であるこどもの日。
こどもの福祉や幸福について、いろいろと考えられた日なのですね。
日本の将来を担うこどものために大人ができることは何かなど、柏餅を食べながら、あらためて思いを馳せてみても良いですね。
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