「文化の日」に開催される駅伝「東日本実業団駅伝」ってハイレベルだけど、これが予選だってホント?
他にもどんな予選会があるの?
そんな疑問にお答えするために、今回は「文化の日」もとい11月3日に開催される「東日本実業団駅伝」と同じく「ニューイヤー駅伝」の予選会についてまとめてみました!
是非、ご覧ください!
◆「文化の日」の駅伝は予選だってホント?
ホントもホントです!
「文化の日」、11月3日に開催される駅伝「東日本実業団駅伝」は別名「ニューイヤー駅伝予選会」なんて呼ばれたりしているのですよ!
「ニューイヤー駅伝」とは毎年1月1日、元日に行われている駅伝です。
熱く盛り上がる「箱根駅伝」とともに年初めに開催される駅伝なので、大勢の人たちに親しまれています。
たとえ興味がなくても元日にダラダラしながら、テレビやラジオをつけたら駅伝の解説や映像が流れたりしていませんか?
アレが「ニューイヤー駅伝」です。
え?なに?
「箱根駅伝」も元日にやっているだろう、って?
バカヤロウ!
「箱根駅伝」の開催日は元日じゃない、1月2日から3日だ!
そこのところ、間違えるな!よく覚えておけよ、いいな!
◆もっと予選について教えて!
ハイ、ヨロコンデー!
その「ニューイヤー駅伝」の予選会である「東日本実業団駅伝」ですが、これは東日本地区にいる駅伝チームの出場枠を決める大会となります。
年によっては出場枠が減ったり増えたりすることもありますが、2020年に開催された「東日本実業団駅伝」は前年と同じく12枠でしたね。
3時間36分43秒でゴールし、優勝を飾った富士通。
第2位はGMOインターネットグループ、第3位はHonda、第4位はヤクルト…といった順に続いています。
残念ながら13位以下は本選への出場ならずですが、錚々たる面子ですよ。
警視庁とかNTT東京とか自衛隊体育学校とか。
あと東日本地区の駅伝チームでいうことがあるとしたら、やはり途中棄権したSUBARUですかね。
SUBARUは群馬県太田市を所在地にしている地元企業で、「東日本実業団駅伝」や「ニューイヤー駅伝」への出場は地域活性化を目的としているそうです。
そんなSUBARUは「出場枠に入るだろう」と関係者や観戦者は予想していたようですが、第5区を走っていた中村拳悟選手が脱水症状を引き起こしてしまいました。
これによりSUBARUは棄権したというわけです。
さまざまな要因が重なった結果だと思いますが、SUBARUの監督・奥谷亘監督は「チーム全体の負け」だとコメントを残しています。
どうやら2019年まで活躍していた選手が出場しておらず、当日には主将も変わっており、なんだか足並みがそろっていない印象がありますね。
叶うことなら2021年も開催され、SUBARUにリベンジのチャンスを与えてほしいものです!
◆予選ってことは他にも予選会はあるよね?
ありますとも!
もっとも予選会のほとんどは11月中旬ぐらいに開催されるので「文化の日」は関係ないですがね!
でも偶然ですが、去年2020年の「九州実業団毎日駅伝」は「東日本実業団駅伝」と同じく11月3日でした。
2019年は11月4日ですけどもね。
この「九州実業団毎日駅伝」はいわゆる九州ブロックで、出場枠は8枠。
優勝したのは3時間51分31秒でゴールした旭化成となります。
続いて昨年よりも1枠出場枠を減らした「中部実業団対抗駅伝」は3時間51分19秒で優勝したトヨタ自動車をはじめ、6枠が本選に出場できました。
ちなみにですが、「中部実業団対抗駅伝」から全ての大会の開催日が11月15日になっているのでよろしくお願いしますね!
さて、残りの予選会は「関西実業団対抗駅伝」・「中国実業団対抗駅伝」・「北陸実業団予選会」が挙げられます。
「関西実業団対抗駅伝」の出場枠は5枠、昨年よりも1枠増えていますね。
そして優勝したのは3時間57分01秒という記録を出したNTT西日本です。
奇しくも「中国実業団対抗駅伝」も2019年よりも1枠増えた5枠を出場枠にしており、マツダが優勝しました。記録は4時間02分38秒です。
それで最後の「北陸実業団予選会」ですが…とてもしょっぱいです。
うん、しょっぱすぎる。
なんと出場枠は1枠!
つまり優勝チームしか本選にいけない!
でも参加したチームは3チーム、YKK・セキノ興産・高田自衛隊だけ!
おまけにコースではなく、トラック1万メートル!
その距離をチームで走り、合計タイムを競ったところ、優勝したYKKの記録は3時間28分31秒でした!
「東日本実業団駅伝」もコロナ感染の対策のためにいつものコースではなく、公園内を周回するコースを採用していましたけど…それでいいのか、北陸!?
◆「文化の日」まとめ!
日本の祝日の1つ、「文化の日」。
その日に開催される駅伝は基本的に「東日本実業団駅伝」だけではあるものの、本選である「ニューイヤー駅伝」の予選会には数々のドラマが生まれるのだった…。
途中棄権、出場枠1枠のみ…。
予選および本選にはかつて「箱根駅伝」を熱くさせ、社会人デビューを果たした選手たちも参戦するという…。
今年も開催されるというなら、一体どんなドラマの1ページが書かれるというのか…。
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