父の日は、お父さんにとっては、年に数回と言っていい、主役になる場。
男というのは、いつも我慢しなければいけないことが多い。
でも「子供のためなら」一肌脱いで頑張れる!
だけど、父の日に子供との、楽しい思い出を作れない…
子供が思春期で話すらロクに聞いてくれない。
そんな時におすすめの、「子供と話すコツ」紹介!
これで、父の日は、きっと楽しいものになること間違いなし!
どうすればいいの…?子供の心境と合わせて解説
【やってしまいがちなミス】
1.子供の話題に合わせる
子供と話すには、まずは、子供がはまっているものをだしにして、子供と話そう。
そう思っているお父さん方はとても多いと思う。
だが、ネットで調べた付け焼刃で子供に話すと痛いダメージを受けることになる。
お父さんにとっては「よしよし…最近の話題をだしに、子供と話すぞ…」
と考えている人も多い。
確かに、最近の話題をだしに話すのはとてもいい。
しかし、思春期の情報吸収能力はお父さんをはるかに凌駕するのを忘れないでほしい。
そこでやってしまいがちなミスは「一世代前の話題を言う」ということだ。
昔の時代で例えるなら、格闘ゲームが流行ってるのに、一世代前のシューティングゲームの話題を振られるようなものなのだ。
子供たちからすると「それ、今はもう古い…」とがっかりされて適当に流されてしまうことが多い。
思春期の子供はさらに親と話すのが、嫌だったり、気まずかったりする年なのだ。
それなのに、わざわざ、一世代前の話題を話そうとはしないだろう。
2.学校のことを話のだしにする
これは、ある意味とても有効な場面もある。
たとえば、子供が学校で何か悩み事を抱えている場合。
子供としても、親に話したかったが、言い出せなかったことなんかをポロっと口に出して話してくれたりする。
だが、それ以外は逆効果にもなることを忘れないでほしい。
思春期の子供は「学校のことを話したくない」気持ちがあったり、「話したところで何になるんだ」と思っている節がある。
実際、学校の悩みを言い出せないのも、それが原因だ。
なので、「そういえば、最近学校どうなんだ?」なんて聞けば、自分からすると、心配で聞いたり、話のタネに一つ聞いてみたりするということがあると思うが、実際、子供たちは「尋問されているのか…」と思ってしまったりする。
わたしも、実際、親に学校のことについて聞かれるのは「嫌だった」印象がある。
何故そう思っているのかというと、「自分にしかわからない気持ちがある」と思っていたからなのだ。
だから、学校の話はあまりしたがらなかったし、学校で何かあったかなんて話を振られても答えられなかったことが現状だ。
もし、学校の話を持ち出すときは、子供の異変に気付いた時にはナスを持ち出すといいだろう。
顔色が悪かったり、服に何かを付けられたような跡があったり、子供の変化を見逃さないのも、大事な信頼関係を気付く土台になるのだ。
【成功するコツ】
1.意外性・肯定力で攻める
父の日が成功するにはどうしたらいいか…
つまりは、「子供の自分に対する気持ちをどこまで引き出せるか」だ。
思春期の子供たちは親のことを気にする分、父の日、母の日などは知っていることが多い。
無意識のうちに、両親のことを意識してしまっているからである。
例えば、「小指を角にぶつけたくない」と願っているとすると、逆に「小指を角にぶつける」ことを意識してしまうということだ。
そのため、子供に対する、父親に対する関心を最大限引き出せれば、父の日は良いコミュニケーションの場になるだろう。
そこで、使う武器は「意外性」だ。
意外性は、マンネリ化した親子という関係に新鮮な風を吹かせてくれる。
「父さんがこんなのが好きだっただなんて…『意外』」
こう思われることが大切なのだ。
思春期の子供は無意識のうちに「父親とは趣味が合わない」と決めがちなのである。
実際、年も離れているため、自分の趣味は父親には伝わらないだろうと思っている子もいるだろう。
だが、そこで、「父さんもこれ、結構好きなんだよな」など、子供の趣味を肯定するだけでいいのだ。
そうすると、「え!?こんなのに興味あるの?意外だった…じゃあさ…」
これだけで早速コミュニケーションの場が増えた。
私は、ミステリーノベルゲームが大好きだった。
だが、父親はそんなものを好きそうな素振りもなかったし、ゲームをするとは思えなかった。
だが、ある日、父親から突然
「なぁ…「~(自分の好きなゲームタイトル)って知ってるか…?」
と聞かれたことがある。
その時、思春期だった私は、とても驚いたイメージがある。
それと同時に、いつもはしゃべることも最低限なのに自分の好きなものを肯定してくれたうれしさからどんどんしゃべってしまった。
これが、「意外性」と「肯定」だ。
思春期の子供は父親から「肯定」されるだけで「意外性」を持つのだ!
「父の日を『使う』」
父の日というイベントを子供とのコミュニケーションの場として使わない手はない!
子供はさっきも書いたように、親のことを意識しているのだ。
そこで、父の日を有効に使う。
この特別なワードは凄まじい力を持っている。
例えば、「今日、一緒にどっかに食いに行かないか?」というとしよう。
思春期の子供の最初の気持ちは
「父親と二人で行くのか…」
と否定的なことを想像する。
だが、ここでもう一押し!
「たまにはいいじゃないか!“父の日なんだし”!」
この「父の日なんだし」が決め手だ。
いつもは、父親といると喧嘩をしたり、恥ずかしいと思っている子供も
「父の日だし…仕方ないか」
となるだろう。
何故なのか?
それは、父さんの頑張りを一番身近に見ているからなのだ。
いつも、大黒柱になって支えてくれる父さん。
それは、一番子供たちが見ているのだ。
日ごろの感謝まで伝えなくても、一緒に行くぐらいいか…
そうなったら、もうお父さん側の勝利である。
まとめ
「最近の話題」ではなく「最新の話題を」
話のタネはしっかり選ぼう
「意外性」と「肯定力」を武器に
「父の日」というワードを使って誘う
以上を持って、父の日を成功させてほしい!
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