【お盆】シーズンに最適なそうめんの歴史

お盆

日本人なら必ずと言ってもいいほど夏になると食べる物。そうめん。

暑い時期なんかはよく食欲が落ちてしまうことがあるかと思います。

しかし、そんな時でもそうめんだったら意外とペロリと食べれてしまうことなんてありませんか。

あの白くて細い麺を見ていると夏だなと感じると同時に、心なしか涼しく感じることができるような気がします。

そんなそうめんですが、意外とそうめんの由来や栄養価などを知っている方は少ないのではないでしょうか。

今回のこの記事ではそうめんの由来や栄養価について詳しく解説していきたいと思います。

 

 

そうめんは奈良県の桜井市が発祥の地とされていて、奈良時代に唐から伝来した唐菓子の一つ、索餅に由来するという説が有力とされています。

奈良時代は710年から784年までの間の74年間のことなので、今から1250年程も前のこととなります。

そんな前から現在でも食べられている食べ物があることに驚きですね!

索餅の材料・分量については 平安時代中期の「延喜式」に書かれており、小麦粉と米粉に塩を加えて作る麺ということはわかっているのですが、形状については不明となっております。

有力な説は、現在のそうめんなどよりも太く、ちぎって食べていたのではないかと言われています。

室町時代は、茹でて洗ってから蒸して温める食べ方主流で蒸麺、熱蒸とも呼ばれていたそうです。

江戸時代には七夕にそうめんを供え物とされる風習も広がっていきました。

時代によって文明が進化していき、食べ方もどんどんと変わっていったということがよくわかりますね。

現代ではそうめんの他にもひやむぎやうどんといった物もあります。

なのでそうめんとひやむぎの違いもここで解説しておきましょう。

そうめんとひやむぎの違いは麺の太さの違いにあります!!

 

・そうめん:直径1.3mm未満

・ひやむぎ:直径1.3mm以上1.7mm未満

 

原料はどちらも同じで、一般的に小麦粉、水、塩の3つで主に作られています。

なので太さの違いはあれど、栄養面でいえばそうめんもひやむぎも違いはないのです。

 

そうめんのカロリーは茹でる前で135gあたり462kcal、茹でたあとで135gあたり171kcalとなります。

脂質は茹でる前が2.0g、茹でたあとが0.8g。

タンパク質あは茹でる前が12.6g、茹でたあとが4.7g。

炭水化物は茹でる前が93.0g、茹でたあとが34.4g。

このように茹でることによってそうめんの栄養価は約1/3まで減少します。

これはそうめんの栄養が茹でることによって、ゆで汁に溶け出したことが理由です。

 

茹でたあとのカロリーが171kcalというのは、食パン1枚(6枚切り)とほぼ同じカロリーとなります。

このことからそうめんは低カロリーと言ってもいいのはないでしょうか。

 

 

いかがでしたか?

そうめんの意外な事実が少しはわかっていただけたでしょうか。

夏の季語にもなっているそうめん。

夏目前の今、そうめんの知識を少しでもつけて食べる時に少しでも思い出していただけたら幸いです。

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