【節分ってなに?】今更聞けない節分について解説

節分

病息災を祈って行われる日本の伝統行事、節分。

2021年は「節分の日が124年ぶりに22日に!」というのが大きな話題になっていますよね。

今回はそんな節分について「そもそも節分ってなに?」ということについて解説したいと思います。

調べてみると中国との関係性や、昔の人の無事に毎日生活していくことへの祈りがこうして今も行事として残っていることなど、同じ日に同じ目的で行事を執り行っていても地域によって微妙な差があったりと、とっても興味深いことをたくさん知ることができましたよ。

節分って4回あるの?

 厄払いというのを耳にしたことがある方も多いかもしれませんが、もともと節分とは、「季」の節目には邪気が出るとされており、それぞれ立春・立夏・立秋・立冬の前日に厄除けのための行事として執り行われていました。つまり、本来の意味での節分は4回あるということになります。

■2月の節分が一番重要?!

その中でも立春は、中国の二十四節気という地球と太陽の関係性から季節を捉える方法によって新年に当たるとされており、そのためその前日は現在でいう大晦日のような日となります。

 今でも中国では春節として盛大に旧正月を祝っておられますが、日本でも一番大きな節気の前日として節分のイベントがあるということですね。

春節と聞くと中国の話で観光客の方がたくさん旅行に来られて爆買いされるというのをニュースで見たことがありますが、まさかそれに関連するイベントが日本の行事としても今も毎年あるというのには驚きました。

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歴史

節分の日付

小さい時から節分は23日、私の地元の神社では節分の日にぜんざいが振舞われており、23日という日付を心待ちにしていたことを覚えています。

全然関係ないんですけど、私はそのぜんざいのお汁の部分が甘すぎて飲みたくなくて小豆もあんまり好きじゃない、でもつきたてのお餅はとっても美味しくてお餅だけお代わりしたい~と手伝いをしていた友達のお母さんにお願いをしていた記憶があります、、、。

しかし今年は22日?

 というのも、節分の日付は先に述べたとおり、二十四節気に基づいて決められています。

つまり、太陽と地球の位置関係によって日にちがずれることもあるということですね。

ちなみに1985年以降昨年2020年までは23日が続いていたようです。

”4年に1度のうるう年と同じですね。

少しずつずれてきているのを放置せずにこうやって調整しよう、と過去からずっとやってきたと思うと歴史を感じますね。

小さい頃は鬼のお面をつけて豆をまいて、おばあちゃんはいいなあって言いながらその豆を年の数だけ食べて、イワシを食べて恵方巻きを食べて、と専ら食べるイベントだと思っていたのですが、明日も災いなくみんなが健康に生きていけますようにという願いが込められた行事だったのですね。

 今年は22日、みんなで厄払いをして元気に過ごしていきたいですね!

 

 

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