節分では豆まきのために、大豆を用意します。
節分の豆は使い切れればいいけど、基本的には余ってしまうことになります。余った豆をどうするのかが課題になります。
大豆は生のままでは大量に食べるのは難しいため、手を加えなくてはなりません。料理をする時間のある人ならいいけど、余裕のない人には厳しいといえるでしょう。
豆を捨てたくない、調理もしたくないという方のために、「豆風呂」を紹介したいと思います。聞いたことがないという人も多いと思いますけど、一部の温泉などでは節分限定で豆風呂を実施しています。下記に2つの豆による豆風呂を紹介します。
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モダマの豆による豆風呂
豆風呂に用いられているのは、縁起の良いとされているモダマという豆です。サイズは通常の豆よりも大きくなっています
モダマはふれているだけで、恋愛運・仕事運・金運などを呼ぶことができます。また、幸運を呼ぶだけでなく、「魔除け」としての効果があると海外でいわれています。
モダマの豆が入っている風呂に入浴することによって、幸運をアップさせることができます。同時に自分に降りかかる邪気を逃がすことにもつながります。一石二鳥の効果を備えています。
大豆による豆風呂
モダマではなく、大豆を浮かべるお風呂もあるようです。大豆のイソフラボンには、更年期障害の緩和、骨粗鬆症の予防、循環器系疾患の予防、美肌効果などの効果が期待できます。
美肌効果は肌の美しくなりたい女性にとって、ありがたい効果を持っています。
家庭で大豆風呂に入ることもできる
モダマの豆は準備するのは大変ですけど、こちらなら気軽に用意できます。節分の時に余った豆で、大豆風呂を楽しめます。
大豆は力を加えると、すぐに粉々に砕け散ってしまいます。お風呂につけることで、ゆっくりと養分を抽出していきましょう。
大豆風呂に入ることによって、健康促進につながります。
感想
豆は食用というイメージがついていたので、お風呂に浮かべるという発想はありませんでした。機会があれば、節分に大豆を浮かべた風呂に入ってみたいと思います。
モダマの豆が幸運を呼び、魔除けとして機能することは知りませんでした。運気にあやかってみたいものです。
まとめ
本来なら食用として用いる豆を、温泉に使用している地域が一部に存在します。
モダマという豆には幸運を呼ぶ、魔除けの二つの効果を持っています。入浴した人にツキを呼び込み、厄を逃がす効果を備えています。
モダマの豆ではなく大豆を使用する場合もあります。こちらについても、更年期障害の緩和といった効果を期待できます。女性にとってうれしい美肌効果もあります。
食べることによって効果がある豆は、入浴であっても体にメリットをもたらします。
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