【2021】久能山東照宮の節分祭は開催される?最新情報についてご紹介

節分

静岡県静岡市の久能山東照宮といえば、徳川家康ゆかりのお宮として有名です。また毎年節分が近づくと、社殿や門などに鬼撃木(おにうちぎ)が飾られることでも知られます。
ところで今年は感染症拡大が懸念されており、全国各地で節分イベントが中止される始末。

久能山東照宮は2021年に節分祭を開催するのでしょうか?その話題についてふれるとともに、鬼撃木(おにうちぎ)のことも解説します。

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【開催されるが規模は縮小】久能山東照宮の節分祭について

静岡新聞SBSによると、久能山東照宮の節分祭について下記のような説明がされていました。

“今年は、新型コロナウィルス感染対策の為、神事のみの斎行となり、恒例の豆まきは中止となりました。”(引用ここまで)

感染症の心配はありましたが、やはり通年どおりの祭典を開催とはいかないようです。今のところ、節分祭全面中止のニュースは入ってきておりません。しかしこれから状況が変わってくれば、もしかすると節分祭は開催されない可能性もおおいにあります。

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久能山東照宮の節分祭はどんな行事?

2021年度は規模縮小が決定している、久能山東照宮の節分祭。ところで通年は、どのような催しものがおこなわれているのでしょうか?
ここでは、節分祭に関する情報をまとめたため参考までにご参照ください。

毎年2月3日に久能山東照宮の節分祭は開催されます。久能山の山頂に特設された舞台のうえ、年男・年女が「鬼は外!福は内!」と威勢のいい声をあげながら、参拝客に餅や豆袋を投げるのです。

そのあと14時から神事がおこなわれ、16時には久能太鼓の音を合図に豆まきをおこないます。

【久能山東照宮・節分祭 詳細】

開催日時(過去):2018年2月3日、2019年2月3日、2020年2月3日 14〜16:30
※2021年は2月2日(火)に開催されます

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久能山東照宮までのアクセス!駐車場はある?

あらかじめお伝えしておくと、久能山東照宮に直接行ける自動車道はありません。そのため参拝するには「日本平ロープウェイ」を利用するか、もしくは久能山をのぼってお宮まで向かうかのどちらかを選ばなければなりません。
ちなみに鳥居をくぐって、山頂の久能山東照宮までの階段は1159段あるため足腰に自信がある人以外はロープウェイで行くことをおすすめします。

ところで、久能山東照宮までどのような交通ルートがあるのかを手段別に見ていきましょう。

【自動車をご利用の場合】

・日本平久能山スマートインターよりおよそ20分で久能山山頂に到着。もしくは、
・東名高速道路静岡・清水インターより日本平山頂までおよそ40分で到着。

山頂までたどり着いたら、徒歩もしくは日本平ロープウェイで移動してください。ロープウェイを利用した場合、およそ5分で久能山東照宮の参道に到着です。

※日本平山頂には無料駐車場があります。(200台)ただし、いちご狩りのシーズンは乗用車やバスでいっぱいになるため、あらかじめ交通状況をご確認のうえ目的地まで向かってください。

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節分祭の由来にもなった!鬼撃木(おにうちぎ)とは?

久能山東照宮の節分祭は、ただしくは「古儀節分祭」といいます。公式ホームページによると、徳川家康が静岡県の駿府城に拠点を構えていたころ、城門に鬼撃木を飾りました。これが久能山東照宮で開催されている節分祭の由来です。

このこともあり、久能山東照宮では1月15日〜節分まで境内のいたるところに鬼撃木がかざられます。

鬼撃木とは、簡単に表現すると松の木でできた魔除けの板のことです。一説によると鬼撃木は武器の鉾(ほこ)をイメージしているのだそうです。

かつて家康は久能山東照宮に悪いものを寄せつけないよう、鬼撃木をつくらせました。そして魔よけの神事をおこなったと言いつたえられています。
現在はお宮のほかにご家庭でも、鬼を外に追いやり幸せをまねくあかしとして持ちかえる人が多いです。

期間中(1月15日〜節分)は、玄関先を守護する鬼撃木神符と厄よけのお守りが授与されます。

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節分は年に4回ある?追儺(ついな)とは?

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今でこそ、節分といえば春といった印象が強いです。ところが本来の節分は立春・立夏・立秋・立冬と4回あります。しかし室町時代以降から、とりわけ春の節分を大切にする考え方が広まりました。

久能山東照宮のFacebookによると、この日は季節が冬から春に移りかわる時期ですから1年の終わりと考え、悪いものを追いはらい幸福を呼び寄せる行事が各地で開催されるようになったといいます。

話は変わりますが、節分といえば多くの家庭で豆まきをしますよね。そのルーツはどこにあるかご存知でしょうか?一説によると平安時代、宮中でおこなわれていた「追儺(ついな)」が始まりだといわれています。

ときは平安時代、追儺は大晦日の夜に、悪い鬼を外に出させるためやわざわいをとりのぞくために行われていました。当時は無事悪いものが外に出ていったあとには、人々のもとに幸せがおとずれると信じられていたのです。これが今の時代に節分で豆まきをするルーツとされています。

まとめ:【2021】久能山東照宮の節分祭は開催される?鬼撃木(おにうちぎ)についてもご紹介

久能山東照宮の節分祭についてまとめました。結論からいうと、2021年度の節分祭は開催されます。しかし伝統行事の豆まきはおこなわれないため、少々さびしいですね。

また毎年1月15日〜2月3日のあいだに久能山東照宮をおとずれると、鬼撃木がかざられています。実際に授与していただくことも可能のため、魔除けの意味あいがある鬼撃木をお求めのかたはこの時期にご参拝ください。

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