節分では各家庭において、「鬼は外」、「福は内」といいながら豆まきを行います。
豆まきの準備のために、市販の豆を購入します。子供が満足するまで豆を巻いてもらいたいという親心から、どうしても購入量を多めにしてしまいがちです。
余分に購入しているため、豆まきを行った後に必然的に余ってしまいます。残ってしまった豆をどうするのかが問題になります。
豆を捨てたくないとは思っていても、味のついていない豆を何十個も食べるのは抵抗があります。結果として放置することもあるかと思われます。
明日食べればいいやと思っているうちに、節分のために用意した豆は劣化していき、最終的には食べられなくなってしまいます。食用としての機能を失った豆は、どのようにしていいのかわからなくなります。
豆を大量に余らせてしまうと勿体ないので、節分だからこその料理を作ると発想転換してみましょう。大豆を大量に購入する機会は、節分だけくらいです。余った豆で美味しい料理を作って、福を呼んでみてはいかがでしょうか。
数ある豆料理の中で、今回はドライ豆カレーについて紹介していきます。
豆入りドライカレーの基本的な作り方。
1.ドライカレーの材料としてひき肉、人参、玉ねぎ、豆、カレー粉を用意します。
2.人参、玉ねぎについてはみじん切りにします。
3.フライパンでにんじん、玉ねぎ、豆がしんなりとするまで炒めます。
4.十分に火が通ったら、ひき肉を入れます。
5.ひき肉の色が変わるまで炒めます。
6.カレー粉、水を入れたあと、水気がなくなるまで炒めます。
上記は基本的な作り方なので、材料は自由にアレンジできます。自分の食べたい豆入りドライカレーを作りましょう。
豆ドライカレーのもたらすメリット
豆入りのドライカレーを作ることにより、余ってしまいがちな豆を有効活用できます。食材の廃棄率をさげることができます。
豆はそのままなら食べにくいものの、カレーにすることで格段に食べやすくなります。たくさんの豆を食べられるようになります。
子供はカレーが大好きです。豆入りのカレーライスを作ることによって、喜ぶ姿を見られます。
冬に温かい食べ物を食べられるのも大きな利点です。豆のドライカレーを食べることにより、身体は温まっていくのではないでしょうか。
豆には栄養分がたくさん
豆はエネルギーや物質の代謝に重要な役割を果たす、ビタミンB、B1、B6などを含みます。カルシウム、リン、カリウム、マグネシウム、鉄、亜鉛なども豊富に含んでおり、生体組織の構成、生理機能の維持、調節に役立ちます。生活習慣病の予防となる食物繊維も含むなど、栄養の宝庫といえます。
豆ドライカレーに野菜を加えることによってさらに栄養価アップ
ドライカレーに人参、玉ねぎといった野菜をすり潰して入れることにより、栄養素をさらに高めることができます。健康の維持に欠かせない野菜をたっぷりとることができ、無病息災を実現しやすくなります。
人参、玉ねぎ以外の野菜を取りたい場合、ショウガ、小松菜、ニンニクなどを入れてみるとよいでしょう。
感想
節分で残った豆をカレーライスにすることによって、美味しくいただけるのではないでしょうか。
豆には多くの栄養素を含んでいるので、無病息災にもつながっていくように感じます。
豆のカレーライスは、節分で余った豆を有効活用したいという家庭に普及していく可能性は充分にあります。30年後、50年後には豆カレーを食べる習慣は広がっていくかもしれません。
まとめ
節分の豆はあまりがちになります。それを解消するために、豆ドライカレーを作るという方法があります。豆ドライカレーにすることによって、余りものを有効活用できる、子供に喜ばれる、栄養満点、あったかいものを食べられるという4つのメリットを併せ持ちます。
今回はドライカレーを紹介したものの、豆の調理方法は色々とあります。いろいろと試してみてはいかがでしょうか。
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