鹿島神宮は日本の初代天皇である神武天皇元年に創建されたといわれています。
神武天皇は日本国を建国したとされる人物です。
即位日は、西暦でいうと紀元前660年とされているようです。
日本の皇室の始まりと同じです。
そのことから物事を始める前に、鹿島神宮に行って祈願をするという「鹿島立ち」でも有名な場所です。
御祭神は武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)です。
雷神であり剣の神様とされていて、武道や勝利の神様です。
武道好きとしては、敷地の中に武道場や弓道場がある鹿島神宮にはときめくものがあります。
武甕槌大神は神代(かみよ・じんだい)の時代に生まれた神様で、日本神話最強の神様です。
神代というのは、古事記や日本書紀などで神様が支配していた時代のことをいいます。
天地ができて世界がうまれた時代から、神武天皇が即位するまでの時代のことをいいます。
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鹿島神宮の節分祭
鹿島神宮の節分祭は、祈りの祭典と追儺神事のあと、午後3時からと午後6時からの2回、豆まき式が行われます。
特設舞台が設置され、そこから「福は内」のかけ声とともに豆まきが行われます。
神職の方や年男年女、そして特別ゲストの手によって豆がまかれます。
特別ゲスト・・・気になりますね。
豆まきの時には、お福分けの当たりくじ付福豆もまかれます。
自転車やテレビなど豪華景品があるようです。
何が当たるか楽しみですね。
大きめの袋やカゴを持って参加する方もいるようです。
豆をまく人の募集もありますよ。
今年は新型コロナウイルスへの感染予防対策として、マスクの着用、楼門参入口に体温測定カメラが設置されています。
体温が高いと判断された人は境内へ入ることはできません。
入れなかった方は、楼門前の本殿に向かった場所に参拝所が設けられますので、そこから参拝しましょう。
鹿島神宮へのアクセス
鹿島神社の住所は、茨城県鹿嶋市宮中2306-1です。
高速バスで行くときは
・東京駅から直通バスがでています。
直通バスの「かしま号」は、複数のバス会社が共同運行しているため、本数が多めで乗り換えがないため便利です。
電車で行くときは
・JR東京駅から総武快速線千葉駅で成田線に乗り換え、成田線佐原駅で鹿島線に乗り換え、鹿島神宮駅で降りて徒歩10分
・JR東京駅から総武快速線快速エアポート成田に乗り、成田駅で成田線に乗り換え、成田線佐原駅で鹿島線に乗り換え、鹿島神宮前で降りて徒歩10分
鹿島線は本数が1時間に1本くらいと数が少ないので、事前に時間を確認してから行くとスムースです。
車で行くときは
・高速を使う時は、潮来ICでおりて、県道101号線から国道51号線に入り、神宮橋を渡って県道242号線に入り向かいます。
カーナビで「鹿島神宮」を目的地にすると、鹿島神宮の裏手に出てしまうと鹿島神宮のホームーページに注意がでています。
そのため鹿島神宮の近くの駐車場を目的地に設定してから出発すると良いそうです。
鹿島神宮には専用の駐車場が4か所あります(有料)。
平日でも混雑することがあるため、公共交通機関で行くことをおすすめします。
他にもコインパーキングはあります。
まとめ
鹿島神宮は「神々の通り道の東門」に位置しています。
皇居・明治神宮・富士山・伊勢神宮・吉野山・高野山・剣山・高千穂という聖地が直線上に並ぶ「レイライン」の東端にあります。
すべての始まりの地、が鹿島神宮なのです。
鹿島神宮は武家の信仰がとてもあつい神宮で、奉納された宝物類が数多く所蔵されています。
現在は休館していますが、宝物館には国宝、重要文化財、茨城県指定文化財などたくさんの。
御神宝があります。
鹿島神宮の周りには樹叢(じゅそう)があり、茨城県の天然記念物となっています。
樹叢というのは、自生した樹木が密生している場所のことです。
自然の力と御神気で思いを叶えることができそうですね。
厄払いをしてもらうと同時に決意を成し遂げるのにも、ぜひ鹿島神宮の節分祭へお参りしましょう。
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